レム睡眠行動障害と他の病気
レム睡眠時に見ている夢の行動を眠りながら現実でも行ってしまう、それがレム睡眠行動障害です。夢はレム睡眠時に見ることが多く、この名前が付けられています。本来レム睡眠時には体の力が抜けているので、夢と同じ行動をとることはないのですが、レム睡眠行動障害では身体の力がぬけなくなって、夢の行動を現実でも行うようになるのです。
ただ、レム睡眠行動障害と良く似た症状を起こす病気があります。認知症の夜間せん妄です。レム睡眠行動障害と夜間せん妄では治療法が違います。間違った治療を受けるとレム睡眠行動障害が悪化する場合もあるので注意が必要です。
反対にレム睡眠行動障害が認知症やパーキンソン病の初期症状として出てくる場合もあります。しっかりとした専門医の診断をあおいで間違わないようにしましょう。
レム睡眠行動障害の治療法は薬剤の服用が主なものです。レム睡眠をノンレム睡眠に持って行く睡眠薬や、抗てんかん薬の1つであるクロナゼパムなどが用いられます。特にクロナゼパムはおよそ8割に患者が、服用後1週間ほどで効果が出てくるといわれている薬剤です。
